由利本荘市中央図書館では、第2~第4週土曜によみきかせ自主サークルによる、よみきかせを行っています。
由利本荘市中央図書館の利用案内
由利本荘市図書館|由利本荘市公式ウェブサイト
住所:由利本荘市東町15(由利本荘市文化交流館カダーレ内)
電話:0184-22-49
開館時間
平日:午前9時~午後8時
土日祝:午前9時~午後6時
休館日:
毎月第2・第4火曜日、月末日(土曜日・日曜日の場合は金曜日)、年末年始、特別整理期間
開館カレンダー:
https://ilisod005.apsel.jp/yurihonjo-lib/calendars
国境なき話し手とは
主宰の古川さんのお仕事や経験から、「外国人と日本人の相互理解と交流の場になれたら」と2009年に読みきかせサークル「国境なき話し手」を発足。古川さんをはじめ、外国にルーツのある方やボランティアメンバーと共に地域住民と外国出身者が楽しく交流できるように、外国語の絵本を朗読する会を開いています。
由利本荘市内の図書館を主な活動拠点とし、毎月第4土曜日に「よみきかせワールドワイド」の活動を行っています。
よみきかせワールドワイド
このような流れでスタートします。
①母国語であいさつ、読み手の自己紹介
②読み手の母国文化の紹介
③絵本のよみきかせ
④コミュニケーションtime
中央図書館の中にある外国語に翻訳されている絵本の中から、日本語と外国語を交互に交えてよみきかせします。絵本のなかの知っているフレーズは外国語になるとこんな言い方なんだ!!という新鮮な驚きがあります。
その他、参加するどんな月齢でも飽きないように工作を交えたコミュニケーションtimeがあります。
私が参加した日は、もうすぐひな祭りということで、おひなさまをつくりました。
この日は韓国語でのよみきかせでした。文化の紹介は韓国の文化についてお話がありました。上の写真のように工作をするくらい、日本では太古の昔からあるお馴染みのひなまつり、じつは韓国にはひなまつりがないことに子どもたちもおとなもおどろき…!その代わり、豚肉(肉と脂の部分で三層だから)やおにぎりなど、(三角形だから)数字の3にちなんだものを食べるのだとか。日本では、長く韓国ブームですが、知られざる国独自のさまざまな文化や写真を出身者から紹介してもらえます。その多くが学校の授業や参考書では学べないものです。
このように、子どもたちだけでなく、実は大人にとっても学びの多いよみきかせのひとときです。
よみきかせのほかには、現地出身または在住者を講師に迎えて、文化や料理について実習を交えた講座形式で開催することもあります。
いまの子どもたちが大きくなる頃には海外で働くことがもっとずっと当たり前になるでしょうから、外国との接点を身近なよみきかせやから発信されている「国境なき話し手」さんのおはなしワールドワイド、ぜひ参加してみてください。