由利本荘市で出産⑥産後一ヶ月健診と各種手続き
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私事ですが2017年春に第3子を出産しました。
由利本荘市で2014年に続き2017年、計2冊目の母子手帳を交付されました。
これもいいきっかけ。
これから先、由利本荘で子育てをはじめようとするママさんの参考になれればいいなと、受けた行政サービス、入院した産院のことなどもまとめていきます。
佐々木産婦人科で出産
前回、前々回の記事でかいたように、私は佐々木産婦人科で出産しました佐々木産婦人科の口コミってなかなかありません!前回の記事と重複しますがまとめます。
佐々木産婦人科は、先生が手術中または分娩中のとき以外、健診の待ち時間がほとんど無いです。他の病院だと、健診は予約をして受診しますが、予約はせず、自分で健診の間隔を把握して受診します。
佐々木先生はとてもクールです。余計なことは言いません。それが怖く見えてしまうんですが、まったく怖くないです!
質問や気になったことは自分からどんどん聞きましょう!妊婦の状態にもよると思いますが、淡々と健診が終わります。
入院する前に、カンガルーケア希望、母乳育児希望など、細かいことでもどういうお産がしたいか先生に伝えておくことをおすすめします。
ちなみに、
佐々木産婦人科では、産後すぐの赤ちゃんは体調が変わりやすいという理由で、カンガルーケアは希望しないとできないと聞きました。
促進剤による計画分娩や無痛分娩(別料金)も行っています。詳しくは先生に相談を。
出産〜産後(今回は計画分娩)
私は第3子で初めて計画分娩しました。計画分娩は日程を決めて陣痛促進剤を使用して出産します。私の場合は子宮口が開いていて、予定日間近なのに陣痛が来ない不安、胎児の体重もしっかり3000グラムを超えていて、このままだとどんどん大きくなる…という不安、入院中は夫が仕事を休みながら上の子たちの面倒をみるけれど、予定がはっきりした方が何かといい事など色々考えた結果、人工的に陣痛を起こすなんて…と迷いもありましたが、先生に相談して決めました。
計画分娩は、出産日の9時までに産院へ入ります。産院に着いたら、すぐ着替えて促進剤を点滴し始めます。最初はまったく痛くないので居眠りできるほどです。なかなか本陣痛にならないので内診で破水させて11時過ぎたころにはどんどん我慢できない痛みに変わりました。経産婦なので子宮口が柔らかくなっていた事もあり、お産の進みが早く、3時間弱であっという間に出産しました。
お産が終わったら、
分娩台で2時間絶対安静です。アイスノンをお腹にあてて子宮の戻り具合などをみてもらいながら朦朧と過ごします。腰痛もちの私にとって、大して変わらない体勢で過ごすという、この絶対安静が辛い…うつらうつらしながら少し横向き→あおむけを繰り返しているうちに2時間経ちました^^;
この時、希望された方はカンガルーケアできます。佐々木産婦人科では、新生児の体温が変わりやすい為、積極的にオススメはしていないようです。希望される方は事前に先生に伝えておいた方が良さそうです。
2時間経ったら、分娩台から病室へ。移動は担架で病室まで。
病室のベットでは、これから8時間安静になります。
佐々木産婦人科では、8時間後の調乳テストを赤ちゃんが終えるまで授乳等はしなくていいそうです。
この8時間は最後空いた時間かもしれません…
赤ちゃんを連れてきてもらって過ごすも良し、赤ちゃんを預けて報告の電話をするも良し、安静をベースに過ごします。横になっていないと注意されます!^_^;無理せず過ごしましょう。
8時間経ったら安静終了。
歩いてOKとなり、強制的にトイレへ。
これで出産0日目終了です。
入院生活
部屋はすべて個室です。6畳くらいかな…
先生の回診は
10時~11時の間にあり、
日によって若干時間がずれます。
赤ちゃんと母親の検温と血圧の測定は
一日三回あって、
一回目の検温の時に、
赤ちゃんの沐浴と体重測定があるため、
看護師さんに一旦預けます。
ミルクや混合栄養を希望する場合は、
夜間は新生児室で赤ちゃんを預かってもらえますし、「産後すぐだし、家に帰れば全部一人でやらなくてはいけないから、夜は預けて休んだら?」と看護師さんもすすめてくれます。
母乳育児希望の場合はそうはいかないかもしれないけど…看護師さんに相談して預けて泣いたら赤ちゃんを連れてきてもらうこともできるようです。
2014年に出産した時は、4日入院して5日目に*退院しました。その時のお風呂は産後3日目から
(但し、洗髪は相談すると2日目からOKのこともあるようです。)
森永さんの調乳指導が2日目の午前中、
産後のケアと、おっぱいのケアのDVD鑑賞の時間が3日目の午後にあります。
2017年は、3日入院して4日目の朝**退院しました。お風呂は産後翌日から、調乳指導が3日目にあり、おっぱいケアのDVDは見るかどうか聞かれ、今回は観ませんでした。
(* **いずれも出産した日を0日とカウントしています。)
ちなみに、母乳育児希望の方…
看護師さんから母乳に関しての指導というのはありません。おっぱいケアのDVDを見せてもらうくらいで、あとは自分で立ち向かわなければいけません…出産当日はそうでもない人が比較的多いけれど、産後3日目位から乳腺がフル稼働と言わんばかりにガッチガチになってきます。生まれたばかりの赤ちゃんは飲み方が下手だし、水道のように母乳が最初から出る人と出ない人といます。飲ませ方もなかなか慣れるまで大変かもしれませんが、このおっぱいガチガチが終生続くわけではありません!浅く咥えさせていると乳頭が傷ついて痛くなってきます。なるべく深く咥えさせるようにして、お互い疲れたらミルクを少し足してうまく付き合うことも、これからしばらく続く母乳育児においてはアリだと思います^ ^
入院中、早い段階で3枚プリントをもらいます。
①出産育児一時金の申請書
※長くなるので出産育児一時金、先天性代謝異常の検査については説明はしませんので気になる方は検索してみてください。
②先天性代謝異常の検査の説明と同意書
③聴覚検査の申し込みと同意書
(有料。希望者のみ提出)
それら提出書類を書く他に、入院までバタバタしてたまだ書いてなかった方は出生届の記入をしておいた方がよさそうです。退院したら、書く余裕はもっと無くなると思います(°_°)
入院中、子どもたちはどうしよう?
出産から入院、ひとまず退院まで、本来なら自分の親か旦那さんの親に上の子たちをお願いするのが自然なのかもしれませんが、それがむずかしい場合もあります。
わが家は難しい条件が揃っていたのと、前回(2014年)も私の入院中は夫が仕事を休んだため、今回もそのつもりで余裕かましてました。
…が、今回は出産直前になって仕事を休むことができないことが判明。やむ終えず時短勤務をすることになりました。今さら保育園や幼稚園の一時預かりの準備もできず!
出産した翌日から、夫が長男(小学生)を送り出し、お弁当持たせて長女(3歳)を病室に連れてきてもらい、私と夕方まで一緒に過ごすことになりました。
佐々木産婦人科は個室なのでこういったことが可能なのかもしれません。両隣のお部屋にもママさんが入院していたので、あまりうるさくしないように、失礼がないように注意しなければいけませんが、病室に長く居させられるのはとても助かりました。
病室では、赤ちゃんのお世話もありますが、パソコンを持ち込んで上の子とDVDを観たり、絵を描いたり、病棟を散歩してみたり…友だちが来て公園に連れ出してくれることもあり、助かりました^ ^
1日だけ夜、帰りたがらない問題が発生しましたが、看護師さんに相談して、同じベットで寝ることにしました。非常に寝ずらかったけど、これはこれでいい思い出になりました。(翌日の朝食は持参しました)子ども同伴で入院する方も、過去にいたそうです。連日一緒に入院する場合、食事もお願いすることになる場合も含めて早い段階で相談された方がいいと思います。
食事
うわさで聞いていた通り、おいしい^ ^
飲み物も汁物もごはんも熱々で出てきます。
由利本荘市内の他の病院はあまり…との評判とのこと。そちらは食べたことないので比較はできませんが、ご飯おいしかったです^ ^
ひさしぶりに自分以外のつくったごはんを食べるから余計においしく感じるのかもしれません・・(^^)
この食材ってこういう風にしたことないな~今度やってみよう~などなど食べながら改めて勉強になりました。
2017献立表
8時の朝ごはん
朝はパンかごはんかを事前に選ぶことができます。
2017年
12時の昼ごはん
一番左上は、
出産前に陣痛と一緒に食べたご飯。
2017年
3時のおやつ
2017年
18時の晩ごはん
退院前日にはお祝いとして
肉か魚かを選ぶことができます。
肉を選んでみました。
2017年
今回も魚と迷ったけど、やっぱり肉を選択^ ^;
退院
だいたい3日目の回診の時に、
この感じだと○日に退院と先生に言われます。
夕方頃には事務の方がやってきて、
だいたいこのくらいの金額になると
会計金額を教えてくれます。
今までは出産育児一時金の金額から足が出ることは少なかったようですが、 消費税が8%になったため数千円足が出ることがあります。
ただ、出産育児一時金の支払い制度を利用すれば、ほとんどの場合、
多額の医療費を払うことはありません。
私は第1子のときに他の病院で産みましたが、
予定日超過の入院もあった為、
退院の時5万近く払って帰りました(T_T)
予定日超過の入院は高いです…。
退院の日は、
午前か午後か退院の時間を選べます。
朝ごはんを食べて少ししたら、
赤ちゃんと自分の診察があり、
終わり次第退院OKになります。
私は午前中に退院希望だったので、9:30には診察、10:00前には退院許可が出ました。
何事もなければ、
1ヶ月経った頃に1ヶ月健診に来るようにと言われます。特に予約はしません。
妊婦健診もそうですが、
健診の都度、次回の健診の日時を予約する受診予約というシステムが佐々木産婦人科にはありません。自分で来院の日程を決めて、
行けるときに行くという感じです。
写真は退院の時と、
入院中の調乳指導でもらった粉ミルクの試供品たち。病院によって使っているオムツやミルクは異なりますが、
佐々木産婦人科は粉ミルクは森永推し、
オムツはパンパース推しです。(2014年)
2017年は粉ミルクは変わらず森永推し、
オムツはグーン推しに変わっていました。
2014
そのほか、
お祝い返しのカタログや、
おくるみに使えるバスタオル、
キティちゃんのアルバム、
命名の用紙など(2014年)
すべて分娩費用に入っているものだとは思いますが(笑)たくさん頂きました。
2017年もこんなに!今回初めてスタジオアリスの撮影料無料券をいただきました。
たくさんの荷物を持って退院しました。
先生も看護士さんたちも出口で見送ってくれました。
今回、2017年では、3日目の朝、赤ちゃんの黄疸を表すビリルビン値か高い為、翌日の朝まで光線治療になりました。その間は授乳もできないので、胸の張りは搾乳して過ごすことに…
4日目の退院の日の朝、ビリルビン値は低くなっても更に24時間様子を見なければいけない為、赤ちゃんだけそのまま入院延長、私だけ先に退院となりました。
その後、3日後に退院できました。赤ちゃんの光線治療は、目の部分を隠して青い光や緑の光をあてます。上の子たち2人の出産時には体験したことなかったので、一緒に退院して家に帰れるとばかり思っていたので、びっくり…
退院後に実は…と黄疸の話をしたら、うちもそうだったよ!っていうママさんが思ったより多かったから話を聞けて心強かったです。
退院したら、これから忙しくなるぞー!と意気込んでいたのに、赤ちゃんがそばに居ないと、なんだか手持ち無沙汰で、横になったら休んでいればいいんだろうけど、料理したり掃除したり…産後とは思えない活動をしたように思います^_^;;
全然じっとしておらず周りに注意受けまくった私がいうのも難ですが、みなさん産後はしっとり、ゆったり過ごしましょうね!