木育キャラバンin由利本荘へ

木育キャラバンin由利本荘へいってきました。

なぜ、ここ数年、由利本荘で木育系のイベントが数回行われているか?

→旧鮎川小学校が2018年夏に「由利本荘木のおもちゃ美術館」になることが決定しているからです。詳細は専用サイトにて。

www.yurihonjo-goodtoy.org

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29〜30日は、東京おもちゃ美術館から十数名の学芸員さんと「あきたグッド・トイ委員会」の方々がいて、おもちゃの遊び方や見守り、手作りおもちゃの手ほどきなどをしています。

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小さなブースにも遊びを教えてくれるおもちゃ学芸員さんがいます。ここではけん玉でヘリコプターを教えてくれました。

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ここでは、おもちゃ学芸員さん指導のもとアイスの棒より少し太めの木の棒をどんどん組み合わせて超大作ができていました。あるところをタッチすると、滝のような速さで崩れて行きます。圧巻!

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ナカムラ工房のカズー手作り体験(有料)

口で息を吹き込むのではなく、声を出すことによってブーブー!と音が出る笛です。

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 由利本荘発、様々な場所で活動されている「劇団クスクス」さんの人形劇もありました。園に通っている子どもたちにはおなじみかな?

私は名前は知ってたけど、初めて観ることができました。お話は声色も面白く、子どもたちの笑いのポイントがよく掴まれていてクスクスッとしちゃいます。子どもたちはゲラゲラ楽しそうでした^ ^

今日の最終日も

11:00〜さるかに合戦(部屋が暗くなります)

14:00〜ガービーブーとお友だち(部屋が暗くなりません)

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和室や教室は一部、休憩所になっています。

飲食持ち込みオッケーだそうですが、休憩所のみでお願いします。チラシにはなってなかったけど、ハードの販売もありました。「ぐらんぱぐらんま」、西滝沢水辺プラザから「西滝沢水辺協議会」、「高山製麺」さんです。売り切れ必至なので、購入希望の方はお早めに…。

 

和室の休憩所でも楽しみがありました。

岩手県遠野市出身で、現在は東京で活動される「たたじゅん」こと多田純也さんのワークショップ。全国各地を飛び回っているアクティブな方です。太鼓や獅子舞の体験や、おもしろ折り紙体験ができます。折り紙の輪っか飛行機は一回作れば超不思議、こどもたちがしばらくエンドレスに楽しめちゃいました。

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獅子舞に頭を噛んでもらえたら、無病息災!

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行くのが遅くなり完全に見切れていない箇所があります。他にも由利本荘木工職人グループによる「由利本荘のおもちゃであそぼう」木工作品の展示や、岩城少年自然の家の「自然素材で工作コーナー」、森林組合の木工ワークショップなどなど、みなさんぜひ体験しにいってください。木育キャラバンin由利本荘、今日最終日です。最終日は9:00〜15:00まで!どうか内ズックをお忘れなく。シャトルバスの利用をオススメします。下記画像を参考にしてください。

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国指定重要有形文化財旧鮎川小は2018年に「由利本荘木のおもちゃ美術館」としてOPENします。「他世代交流しあう」「由利本荘の文化を伝える」「地産地消のオリジナル玩具が揃う」美術館だそうです。

具体的にどのような施設の使い方をされるのか、入場料がいくらなのか、まだまだ決まっていないところがあるそうです。個人的に、旧鮎川小に出会ったのが2014年ごろでした。「鮎の風」をはじめ鮎川小のある由利町の有志のみなさんが一生懸命維持されてきた廃校が、重要文化財となり解体ではなく再利用されることに安堵しています。本当によかった。ただ、おもちゃ美術館として生まれ変わっただけでは意味がなく、この先の由利本荘の観光資源の一つとなり県内外から家族が集い由利本荘市を感じることができる入り口となるよう願っています。

よくある、いろいろと造りっぱなしはやめて欲しいということです。維持され管理され来訪者だけでなはく地元に愛されるベースを作って由利本荘市の成功事例として欲しいです。それが地域活性化なんじゃないでしょうか、由利本荘市さん。

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 そんなこんなで「由利本荘木のおもちゃ美術館」ではオープンにさきがけて「おもちゃ学芸員養成講座」がはじまります。たくさんのおもちゃを維持管理しながら、子ども達におもちゃとあそびの伝道師として活動してくださる方を募集中です。

www.yurihonjo-goodtoy.org

おもちゃ美術館は東京おもちゃ美術館がそのロールモデルとなり、2020年までに全国8箇所で設立されます。f:id:yurihonjo-kosodate:20170430053606j:image